昔ながらを楽しむ、甘酒ことはじめ 見学レポート

昔ながらを楽しむ、甘酒ことはじめ
こんなことをしています

2013/07/23

習うだけで美人になれそう!な、玄米のプロ・室谷先生。

「甘酒」は夏の季語。昔から日本人は、夏バテ時の栄養ドリンクとして甘酒を愛飲してきました。
今では「お酒は苦手」「あのドロドロがちょっと」「匂いが…」と、甘酒を敬遠しがちな方も多いようですが、
ここのところの発酵ブーム・麹ブームで、本当のおいしい甘酒の作り方や食べ方を知って目からうろこ!という体験談も続出しているんです。

今日はそんな甘酒がテーマですが、もちろんただ甘酒を作って飲むだけではありません。テーブルには豆乳やフルーツなどが用意されています。なにができあがるかはおたのしみ。

この日の講師は、たべごと教室では塩麹や玄米に関する講座を務め、玄米を使った商品開発もしていたりする、ビューティーフード研究家でありモデルの室谷真由美先生。
発酵と玄米のパワーのせいか、室谷先生のまわりはぱあっと明るい!

受講者さんたちが集まったら、はじめは軽く講義。
麹の甘酒、飲んだことある?甘酒に興味を持ったのはなぜ?と質問をしながら、今日の本題に入っていきます。

この講座に参加したきっかけを受講者さんにうかがったら、「2年前に『醤油麹ことはじめ』の講座に参加したときに、ひとくちだけ味見した甘酒がとってもおいしかったから!」というお声が。
2年間、タイミングが合うのを待ってくださっていたお客様もいらっしゃるなんて、うれしいかぎりです。

場がなごんだところで、麹で作った甘酒と、酒粕で作った甘酒の違い、
甘酒と温度の関係、白米と玄米の違い、麹のこと、
温める電気がなかった昔はどんなふうに甘酒を作っていたか、などを解説していきます。
日常的に麹や玄米を扱っているからこそのお話は、メモをとるポイントがたくさん。
レシピ本からは得られない、感覚的なことや体験にもとづいたお話が聞けるのは、料理教室の醍醐味です。
本に書いてないことって、意外とたくさんあるんですねえ。

甘酒自体は、実は作る工程はかんたんです。ただ、発酵食なので時間が必要。
今日はあらかじめ開講2日前に1回と、この教室の開講時間中にできあがるように1回、甘酒を仕込んであります。

ひととおり甘酒のお話をしたので、さっそくお味見。
「すごく上質な甘味料でしょ?」と室谷先生。お米だけでここまで甘くなるのかと、参加者さまたちもびっくりです。
室谷先生の地元でもある、福井のマルカワみそさんの麹で作った純粋な甘酒は、市販のものとは違うおいしさです。

甘酒そのもののお味を覚えたら、今日は甘酒を使ってスイーツを作ります。その名も「甘酒キャラメルクレープ」!
まずは粉と豆乳を混ぜ合わせるのを受講者さんにお願いするのですが、こういうときってなかなか名乗り出にくいですよね。
「でも今日は絶対ひとり一枚はクレープを焼いてもらうので、ここで怖気づいてちゃだめですよ!」と室谷先生。

室谷先生がクレープを焼くお手本をお見せします。
アシスタント役でスタンバイしていた教室ディレクターの小林が、室谷先生にフライ返しを渡そうとしたところ、「使いません」と言われて参加者さまたちにざわめきが。こういう薄いものはお箸で充分きれいに裏返せるんだそうです。

おとなりでは受講者さんに甘酒を煮詰めてキャラメルソースを作っていただいています。甘酒がキャラメルソースになるなんて、ちょっと想像できませんよね。

デザートとあわせて、甘酒とパイナップルを使ったお手軽なシェイクも作ります。
先生と受講者さんが「味、想像できる?」「う~ん」なんていうやりとりをしていましたが、この組み合わせは実は、たべごと教室ではまちがいなしの定番!
パイナップル、ブルーベリー、いちごあたりは、甘酒と豆乳と相性のよい果物なんです。

シェイクができあがったところで、たまな食堂から夜のメニュー「日替わりひとりごはん」(1800円)が届きました!
今回は夜19時スタートなので、いいかげんおなかもすいてくる時間。
日替わりのメインディッシュ「自家製厚揚げと季節野菜の大豆ミートボロネーゼ」をいただきつつ、シェイクの甘さにも舌鼓を打ちます。

こういうふうにみんなでごはんを囲む時間が入ると、甘酒は関係ないけどこのさい室谷先生に聞いておきたいことなんかも、遠慮なく聞けますね!
日ごろ玄米菜食生活をしている方の経験談には、「なるほどー!」「私もそれやってみよう」とみなさんがうなずきます。

最後に、デザートとして「甘酒キャラメルクレープ」をいただいて終了です。
粒の粗い白味噌…?という見た目ですが、これがちゃんと甘くてクレープにぴったりなんですよ!
この味わいはもちろんのこと、体にやさしい食材だけでデザートを作る室谷先生のアイディアに触れられるのは、この教室ならではです。

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文・写真:加藤典子


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