幅広い年代に人気のカレー。
当サイトでも過去に「カレーリレー」といった企画を行い、かなり好評となりました。
カレールーに気を取られがちですが「お米」に注目したことはありますか?
今回はカレーに合うお米の品種と美味しいお米の炊き方を紹介します。
ぜひ、カレーを作るときの参考にしてください。
カレーに合うお米の条件とは?
まずは、カレーに合うお米について考えてみましょう。
一般的に考えてに合うお米の条件として「粘り気の少ないお米」が挙げられます。
普段の食卓に並ぶ白米であれば、もちもちした粘り気の多いお米も美味しく食べられます。
ですが、「カレー」に限定すると、もちもち感が多くなりすぎると、カレーと合わせた時に「クドさ」が出てきてしまいます。
実際に水分量の多いお米でカレーを食べた時に「これじゃないな」と感じたことがある人も多いのではないでしょうか?
カレーを食べる時は、粘り気の少ないサラッとしたお米を選んだ方がカレーをより美味しく食べられます。
カレーにピッタリなおすすめの品種
それでは、カレーにピッタリ合うおすすめのお米の品種を3つ紹介していきましょう。
どのお米も先程解説した通り、粘り気が少なくサラッとしているのでカレーの美味しさを引き立てることができます。
長粒米 佐賀産 ホシユタカ
五つ星お米マイスターの金子真人さんと佐賀米プロジェクトが協力して開発した「長粒米 佐賀産 ホシユタカ」は、カレーを食べるためのお米と言っても過言ではありません。
昔から日本にあるジャポニカ米と海外のインディカ米をかけ合わせたお米は、しっかりとした食べごたえがあるのに、サラッとした食感となっています。
山形県産 はえぬき
美味しいお米の産地の1つとして有名な山形県の「山形県産 はえぬき」もカレーにピッタリとあうお米です。
味のバランスが良いと評判のお米で、カレー以外にも様々な料理と一緒に食べてもお米の美味しさを感じられます。
北海道産 きらら397 白米
大手牛丼チェーン店「吉野家」や「松屋」で採用されている「北海道産 きらら397 白米」もカレーとの相性が抜群です。
こちらのお米は汁気の多い料理と合わせてもお米の粒がグチャグチャになりにくいという特徴があります。
そのため、カレーをかけても必要以上の水分を吸収することがないので、ベチャッとした食感になる心配がありません。
美味しいお米の炊き方
最後にカレーを美味しく食べるための美味しいお米の炊き方を紹介します。
お米が持つもちもち感や粘り気を抑えるために、まずは「水分量」を減らしましょう。
普段より1割ぐらい減らすのが目安となります。
そうするだけで固めで粘り気のないカレーに合う炊きあがりにすることができます。
時間に余裕がある場合は、食べる前にフライパンで軽く炒めるのもおすすめです。
余分な水分を飛ばすことでカレーとの相性が良くなります。
まとめ
美味しいカレーをさらに美味しく食べるにはお米にもこだわる必要があります。
カレーに合うお米の条件は「粘り気が少ないサラッとしたお米」となります。
今回紹介したもちもち感を抑えたおすすめの品種だけではなく、カレーに合わせた美味しい炊き方もぜひ一緒に試してみてください。
ちょっとした手間をかけるだけで、こんなに美味しくなるのか!と驚いてもらえるはずです。